カラダがよろこぶ500kcalレシピVol.30

今回の食材「ゴボウ」
低カロリーで栄養バランスもバッチリと好評の「500 kcal レシピ」は、同じ材料を使って2つのメニューが作れる献立お助けレシピです。今回の旬の食材は、独特の風味と食感が魅力の「ゴボウ」です。短時間で簡単に作れて、しかもおいしい2つのレシピ。ぜひ、お試しください!
A・Bともに材料は共通、調味料と作り方を変えるだけでOK!
【A・B共通材料・1人分】
- ゴボウ 50g
- ベーコン 2枚
- 玉ねぎ 5g
- 油あげ 10g
- 乾燥わかめ 1g (生ワカメでも可)
- ごはん 120g
A:ゴボウ&ベーコン丼
ゴボウ&ベーコン丼+お吸い物
Aの材料・調味料
【作り方】
ゴボウ&ベーコン丼
- ベーコンは1.5cm幅に、ゴボウは斜め薄切りにして水にさらす。
- フライパンで①のベーコンを炒め、ゴボウを加えてさらに炒める。
- ゴボウに火が通ったら合わせ調味料で味を調える。
- フライパンで目玉焼きを作る。
- ごはんを入れた器に③を盛り付け、④の目玉焼きをのせて出来上がり。
※好みで大根おろしやしょうゆを加えてもよい。
吸い物
- 玉ねぎは千切りに、油揚げは細切りにする。
- 鍋に水200mlと①の玉ねぎ、油揚げを入れて煮立てる。
- 玉ねぎに火が通ったらわかめを加え、麺つゆで味を調えたら出来上がり。
B:ゴボウの甘辛煮定食
ゴボウの甘辛煮+わかめのサラダ+ごはん
Bの材料・調味料
【作り方】
ゴボウの甘辛煮
- ゴボウは3~4cmの長さの拍子切りにし、さっと洗って電子レンジ(500W)で1分程度加熱する。
- ベーコンは1.5cm幅に切る。
- フライパンで②のベーコンを炒め、①のゴボウを加えてさらに炒める。
- ③に合わせ調味料を加えて混ぜ、具材に調味料を絡める。
- ④を器に盛り、仕上げにいりごまをかけて出来上がり。
わかめのサラダ
- 玉ねぎは千切りにして水にさらしておく。
- 乾燥わかめは水でもどしておく。
- 油揚げは細切りにする。
- ①の玉ねぎと②のわかめの水気を軽く絞り、③の油揚げを混ぜ合わせる。
- ④をポン酢または和風ドレッシングであえて出来上がり。
※好みで大根おろし、電子レンジで加熱したキノコ類を加えてもよい。
ゴボウは食物繊維が豊富な食材です。食物繊維は腸を刺激して蠕動運動を活性化させるため、便通をよくします。また、コレステロールの増加を抑えて、動脈硬化を防ぐ作用や、血糖値の上昇を抑える効果もあるほか、発がん物質などの有害物質を体外に排出する作用もあります。ゴボウ独特の香りやうまみは皮の付近に多いので、皮は包丁の背などでこそげ落とす程度にすると良いでしょう。
プロフィール

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寺倉里架
長女が食物アレルギーだったことから「食」への探求を深める。管理栄養士、野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエとして多方面で活躍中。現在は大学院栄養科に在籍し、食物アレルギーの研究を進める。「食物アレルギーマグネット主宰」http://www.syokuare.com