カラダがよろこぶ500kcalレシピVol.20

今回の食材「ナス」
低カロリーで栄養バランスもバッチリと好評の「500Kcalレシピ」は、同じ材料を使ってワンボールと定食、2つのメニューが作れる献立お助けレシピです。今回の旬の食材は、和洋中と料理のジャンルを問わず使える万能野菜「ナス」です。短時間で簡単に作れて、しかもおいしい2つのレシピ。ぜひ、お試しください!
A・Bともに材料は共通、調味料と作り方を変えるだけでOK!
【A・B共通材料・1人分】
- ナス 中1本
- 鶏胸肉 80g
- しめじ 1/2房
- ネギ 1本程度
- オクラ 1/2袋
- 海苔 1/2枚
- みょうが 1本
- ごま油 小さじ1
- サラダ油 適宜
A:ナスのスタミナそうめん
ナスのスタミナそうめん+オクラのおかかあえ
Aの材料・調味料
【作り方】
スタミナそうめん
- そうめんはゆでておく。
- ナスは 5ミリ程度の厚さに切り、しめじは石づきを取って小房に分けておく。
- ネギは小口切りに、みょうがは千切りにし、海苔はハサミで刻み海苔にしておく。
- フライパンにごま油を入れ、軽く焦げ目がつく程度にナスの両面を焼く。ナスを取り出したフライパンで続けてしめじも炒めておく。
- 鶏肉に少量の塩をすりこみ、酒をふって 500wの電子レンジで 2分~2分30秒程度加熱する。
- ⑤の粗熱がとれたら、食べやすいように割いておく。
- 器に①のそうめん、②のナス、しめじ、⑥の鶏肉を盛り付け、麺つゆと薬味のネギ、みょうが、海苔を添えれば出来上がり。 ※トマト、キュウリ、シソなどを添えていただくのもオススメです。
オクラのおかかあえ
- オクラは2ミリ程度の厚さに切っておく
- フライパンに少量のサラダ油を入れて①のオクラを炒める。
- ②とかつお削りをあえて、しょうゆで味を調えれば出来上がり。
B:ナスと鶏肉の南蛮風炒め定食
ナスと鶏肉の南蛮風炒め+オクラとみょうがのあえもの+ごはん
Bの材料・調味料
【作り方】
南蛮風炒め
- 鶏肉は一口大の大きさに切り、合せた付け込み用調味料を軽くもみ込んでおく。
- ナスは5ミリ程度の厚さの半月切りに、ネギは2センチ程度の長さの斜め切りにし、しめじは石づきを取って小房に分ける。
- ①の鶏肉に片栗粉をまぶす。
- フライパンに油を入れて3の鶏肉を炒め、さらに②のナス、しめじを入れて炒め、最後にネギを加え、合わせておいた炒め用調味料を入れて、味を調えれば出来上がり。
オクラとみょうがのあえもの
- オクラは2ミリ程度の薄さの斜め切りにし、みょうがは千切りに、海苔はハサミで刻み海苔にしておく。
- フライパンに少量のサラダ油を入れ、①のオクラを炒め、火を止めてからみょうがを加え、麺つゆで味を調える。
- ②を器に盛り、海苔をかけて出来上がり。
ナスの主な栄養価は糖質で、その他にカルシウムや鉄分、少量のビタミンA、B1、Cを含んでいますが、主成分の9割程度が水分のため高い栄養価を期待することはできません。しかし、皮の部分に含まれる「ナスニン」は、アントシアニンというポリフェノールの 1 種で高い抗酸化作用があります。焼きナスをはじめ煮物、炒め物、漬物など用途が幅広く、重宝な食材の一つと言えるでしょう。
プロフィール

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寺倉里架
長女が食物アレルギーだったことから「食」への探求を深める。管理栄養士、野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエとして多方面で活躍中。現在は大学院栄養科に在籍し、食物アレルギーの研究を進める。「食物アレルギーマグネット主宰」http://www.syokuare.com