カラダがよろこぶ500kcalレシピVol.10

今回のテーマ「消化力アップ」
管理栄養士・寺倉里架さん考案の500Kcalレシピは、低カロリーなだけでなく、栄養バランスにも配慮したカラダがよろこぶ健康レシピです。しかも、同じ材料を使ってワンボールと定食、2つの異なるメニューを作れるのがポイント。今回は「消化力アップ」をテーマに、胃腸の働きを助けてくれるメニューを紹介。食欲の秋でついつい食べ過ぎちゃってもこのレシピなら大丈夫!ぜひお試しください。
A・Bともに材料は共通、調味料と作り方を変えるだけでOK!
【A・B共通材料・1人分】
- ごはん(お茶碗1杯分) 150g
- 長いも 80g
- ベーコン 2枚
- にんじん 50g
- えのきたけ 1/2袋
- 生しいたけ 中2個
A:長いもの焼きサク丼
長いも丼+にんじんサラダ
Aの材料・調味料
【作り方】
長いも丼
- 長いもは皮をむいて長さ4センチ、厚さ2ミリ程度の短冊に切る。
- ベーコンは1センチの幅に切る。
- しいたけは細切りにし、えのきは石づきの部分を切り、半分の長さに切ってほぐす。
- フライパンでまずベーコンを軽く炒め、次に長いも、えのき、しいたけの順に加えて炒め、合わせておいたAの調味料を入れて、味をつければ出来上がり。
サラダ
- にんじんを千切りにし、オリーブ油と酢を加えてあえる。
B:おなかニッコリ定食
長いものベーコン巻ソテー+にんじんナムル
Bの材料・調味料
【作り方】
ソテー
- 長いもは皮をむいて長さ4センチ、厚さ1センチ程度の大きさに切る。
- ベーコンは3等分に切る。
- ①の長いも1/6量と、石づきを落として半分の長さに切ったえのき1/6量を芯にしてベーコンで巻く。
- ③のベーコン巻を、巻き終わりの部分を下にしてフライパンに並べて焼き始め、全体に軽く焦げ目がついたら出来上がり。
ナムル
- にんじんは千切りに、しいたけは細切りにして、さっとゆでる。
- 合わせておいたBの調味料と①を混ぜ合わせ、少し冷ましたら出来上がり。
秋の食材である長いもは、アミラーゼなどの消化酵素や独特のぬめり成分であるムチンなどを含むため、消化促進が期待できる胃腸にやさしい食材です。熱を加えると栄養素が壊れやすいため、生で食べることが多いですが、加熱するとまた違った食感が楽しめます。加熱時間は短めに済ますのがポイントです。
プロフィール

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寺倉里架
長女が食物アレルギーだったことから「食」への探求を深める。管理栄養士、野菜ソムリエ、オリーブオイルソムリエとして多方面で活躍中。現在は大学院栄養科に在籍し、食物アレルギーの研究を進める。「食物アレルギーマグネット主宰」http://www.syokuare.com