ライフエッセンスVol.14

「教育費」をうまく貯めるコツを教えてください
受験シーズンになると、教育費のことが不安になります。学費用に貯めてはいますが、生活費が足りなくなるとつい手をつけてしまっています。うまく貯めるには、やっぱり学資保険がいいのでしょうか?(大府市 H・Yさん 31歳)
「教育費」確実に貯めるには、自分にあった方法で!
大学費用こんなに必要!確実に貯めるコツとは?
いよいよ受験シーズン到来。お子さんがいるご家庭では、将来の教育費の心配が頭をよぎる季節ですね。18歳までの貯蓄目標を200万~300万円としているご家庭が多いですが、大学入学時までの1年間だけで約211万円(私立・下宿)ものお金が必要だったという調査結果(※)もあります。受験費用や下宿準備費など学費以外のお金もばかになりません。急に困ることがないよう、今すぐにでも準備を始めましょう。H・Yさんのように貯蓄が得意でない人もいれば、増やす投資スキルを持った人もいます。確実に教育費を貯めるには、自分に合った「貯蓄方法」を選ぶことがポイントです。
意志の弱い人は、解約しにくい保険などを利用して
「貯金が続かない」「つい使い込んでしまう」という人には、学資保険などの保険を使った貯蓄が向いています。途中解約すると不利になるので、貯め続ける意志が働くからです。ただし、商品によっては元本割れするものもあるので、必ずチェックして申込みましょう。また、銀行の自動積立なども半強制的に貯蓄できますが、比較的引き出しもしやすいので、「ゴールまで使わないぞ」というモチベーションが必要です。とは言え、途中でお金が必要になることもあるでしょう。保険7割・積立3割のように2つを組み合わせる方法も賢い貯め方です。
管理が得意なら、グッと増やせる投資信託もよし
早く貯蓄を始めれば、教育費の運用期間は10年以上ありますね。せっかく貯めた教育費も保険や積立だけの場合、インフレになれば目減りしてしまいます。少しでも投資をしたことがある人や、 勉強する意欲のある人なら、投資信託など投資性の商品を利用して、教育費を増やすことにトライしてもいいでしょう。ただし、運用によって元本が減るリスクがあります。インデックスファンドなどのわかりやすい商品を選ぶ、積立投資で投資のタイミングをずらすなど、リスクを抑えた運用が大事です。積極的な運用は、教育費全体の3割程度までに抑えておくのがコツです。 教育費の貯め方は学資保険に限りません。自分のやりやすい方法を選び、ストレスなく貯蓄することが、成功の秘訣です!
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FP事務所 ラパン 代表 髙木 惠美子
ファイナンシャルプランナー(AFP)モーゲージプランナー(CMP)
貸金業務取扱主任者
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