ライフエッセンスVol.13

「せっかくつけている家計簿。1年つけたらどうすればいいですか?
毎月家計簿はつけていますが、つけたらそれで終わり。うちの家計はいいのか悪いのかさえよく分かりません。せっかくの家計簿を有効活用するにはどうすればいいでしょうか。(大府市 S・Mさん 29歳 主婦)
家計簿から見えてくるものはたくさんあります。 うまく活用して家族の夢の実現を
一年に一度は「家計の棚卸し」を
毎月の収支はわかっていても、家計全体の貯蓄額やローン残高まで把握できている人は多くありません。年末年始のタイミングで、「貯まっているお金」と「借りているお金」を書き出し、年に1度は家計状況を見つめてみましょう。まず「資産」はどのくらいありますか?定期預金などは残高、株式や投資信託、債権は時価、貯蓄性の保険は解約返戻金で確認しましょう。またマイホームやマイカーも資産です。ネットや広告などからおよその価値がわかります。一方、「負債」である住宅ローンやカーローン、その他クレジットで買ったものは、残りの残高で確認します。「資産−負債」で、 S・Mさんのお宅の純粋な資産がわかります。
2015年の家計目標をたててみよう
さて、余裕度はどのくらいあるでしょうか?いくら資産がたくさんあっても、負債が多ければ「家計の余裕度」は大きいといえません。出した額を目安に、2015年の「貯めるべきお金」「使っていいお金」をプランしてみましょう。「今年は1年で100万円貯めよう」「住宅ローンの繰り上げ返済を100万円以上行おう」というように、具体的な数字目標をあげることが大事です。「できたらやろう」では、S・Mさんのように、なにもしないまま終わってしまうケースが多いのです。また「現実 的にできる目標なのか」も重要です。月単位に換算してみるなどして、 実現可能な目標をたてることが目標達成のコツです。
「活かせる情報」と「行動力」で資産は増やせる!
目標をたてたら、あとは実行するのみです。いくら目標が立派でも、実行しなければ家計の資産は増えません。ところが「今はここに預けるとトク」「住宅ローンは繰り上げ返済しないほうがよい」 など、いろいろな情報を目にし過ぎて、なにもできなくなっている人が多くいます。新聞や雑誌、ネットの情報は便利ですが、正しくないものもたくさんあります。「だまされない、間違えない、損をしない」ために、普段から情報に対する感度を磨いておくことも大切です。2015年は「活かせる情報を活用」し、「目標を実行できる」1年にしていきましょう。経済情報を読みこなす力は、家計やビジネスに必ず役立ちますよ。
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FP事務所 ラパン 代表 髙木 惠美子
ファイナンシャルプランナー(AFP)モーゲージプランナー(CMP)
貸金業務取扱主任者
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