ライフエッセンスVol.11

「値上がり続き。節約しているつもりでもお金が残りません」
消費税が上がったあと、いろんなものが値上がりした気がします。節約しているつもりなのに、毎月残るお金が減っていて、どうしていいか不安…やっぱり家計簿をつけるといいのでしょうか。 (東海市 A・Mさん 38歳 主婦)
この機会に「かんたん家計簿」にチャレンジしては?
家計簿をつける目的は、貯蓄をふやすため
「ムダ遣いしているつもりはないのに、財布の中の1万円はどこに消えてしまったんだろう?」A・Mさんに限らず、こんな体験は誰にもありますよね。消費税や社会保険料ばかりでなく、食品や雑貨も値上げ…。家計の出費は確実に増えています。こんなときだからこそ、 あらためて「家計簿」の役割に注目!家計簿はあなたの家計のちょっと弱いところを教えてくれるツール。家計簿づけの目的は、毎月決まった額の貯金ができるようになること。それができれは、あえてつける必要はありません。A・Mさんのように、赤字にうすうす気づいていても、見て見ぬふりをしている人は、この機会に「かんたん家計簿」にチャレンジしてみませんか?
まずは1ヵ月つけてみよう! 挫折しない方法とは?
「振り分け項目がわからない」「カードの分がごっちゃになる」。これらは、多くの初心者さんがつまずいてしまう原因。続けるためには、とにかく簡単シンプルな方法を選ぶのがコツ。まず は1ヶ月続けてみましょう。①1週間ごとに紙を1枚用意。使ったお金を書き出しましょう。項目は食費・日用品・その他の3つのみでOK。カードで買ったものは、現金で買ったつもりで記載。②光熱費などの固定費は、通帳やカード明細を見ながら、別の紙に書き写しましょう。③月末に4週分の支出記録4枚と固定費の写し1枚、計5枚の額を足し、1カ月の支出の合計を出します。さあ、「手取りの給料−支出合計」の額はどうなりましたか?
つけて終わりはNG! 貯めるためにはどうする?
もし、1ヶ月の収支が「赤字」だったとしたら、出て行くお金を減らさなくてはいけません。 具体的な対策として①レシート・カード明細を見直し、ガマンできるものを選び出し計算してみる。②1週間の予算を決め、予算内でやり繰りする工夫をしてみる。③固定費で削れる部分がないか見直す。少しでもたくさんの貯金をするには、自分の気持ちと支出をいかにコントロールするかが大事なカギです。家計簿はあくまで「家計を知る」ためのもの。まずは1ヶ月トライすることをおすすめします。きっと貯蓄体質になるきっかけになりますよ。
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FP事務所 ラパン 代表 髙木 惠美子
ファイナンシャルプランナー(AFP)モーゲージプランナー(CMP)
貸金業務取扱主任者
■FP事務所 ラパン業務内容
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