ライフエッセンスVol.06

「貯金がたまりません」
毎月がんばってやりくりしているつもりでも、なかなか貯金ができません。残業が減ったせいで給料も減り、生活費が足りなくなる月もあります。子どもの学費のことも考え、何とか貯金をしたいのですが、どこからはじめたらいいでしょうか。(東浦町A・Sさん 32歳 主婦)
収入の多少に関わらず「先取り貯蓄」がポイント
貯まる家計は 収入−貯蓄=支出の「先取り貯蓄」
A・Sさんのように収入が減り、なかなかお金が貯まらないというご相談は増えています。しかし、貯蓄と年収は比例しないことが多いんです。年収400万でしっかり貯蓄できている家庭もあれば、 800万でも貯蓄はほぼ0という家庭も。収入が少ないから貯まらないというわけではないのです。貯まる家計に共通してみられる成功術は「先取り貯蓄」。つまり毎月の収入から、先に貯金分を確保して、残りで生活をするというパターンです。最初は少々きついかもしれません。でも、毎月なにげなく消えてしまうお金が、確実に貯まります。
支出のあらいだしと固定費カットを!
そうはいっても、「毎月赤字なんだしムリ」というお宅は、まずは現状を知るために、支出のあらいだしをしてみましょう。①家計簿や通帳を見ながら、減らせそうなものをリストアップ②住宅ローン、保険料、通信費など、一度減らせば削減効果の大きいものの見直し③読まずにたまる雑誌の定期購読料などムダな支出カット④日々の節約。この順番が効果的です。また、使途のわからないお金は案外あるもの。収入の方が多いはずなのに貯金がないという場合は、何にお金が消えているか、ちょっと追求してみることも大切です。
目的を決め、自動的に貯まるシステムで
見直し完了、捻出できそうな額が決まったら、すぐに積み立てスタートです。給料天引き貯金、銀行・証券会社などの自動積立など、半強制的?!なシステムを利用することが成功のカギ。「とにかく100万貯めたい!」「50万貯めて旅行に行く」といった具体的目標を決めることもモチベーションを保つのに必要です。毎月たった1万円でも1年で12万、10年経てば知らず知らずのうちに120万円も貯まります。何もしなかった人との差は絶大。そうそう、もう1つ「貯まる人」の共通点…それは即実行すること。A・Sさんも、一度の見直しと、行動力で家計は大きく変えられますよ。
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FP事務所 ラパン 代表 髙木 惠美子
ファイナンシャルプランナー(AFP)モーゲージプランナー(CMP)
貸金業務取扱主任者
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