ライフエッセンスVol.03

「保険の見直し、どうすればいい?」
最近、いろんなところで「保険の見直し」という言葉を聞きますが、うちの保険もずっとそのままになっています。何かしなくてはと思っても、何からしていいのかわからず、下手に聞きに行くと保険に入らされそうで、ためらっています。いい方法はないものでしょうか?(知多市 34歳主婦 S.A)
「ちょうどいいわが家の保険サイズ」を把握しましょう
保険は本当に必要?まずは「加入の目的」を確認することから。
保険は誰にとっても、とっつきにくく、わかりづらいもの。そんな時は、商品の中身からちょっと離れ、「なぜ、保険に入るのか?」をシンプルに考えることからスタートしましょう。まずは、一家の収入を支える人に何かあったら、「お金の面で何が困るのか」を具体的にイメージしてみることが大事です。見直しの手順として「保険加入の5つのポイント」に添って考えていくと頭の整理がしやすくなります。①何のために②どのくらいの保証で③いつまで④適正な保険料⑤保険商品&保険会社の選択の順に、押さえていきます。保険は、あくまで「何かあった時」にS.Aさんの家計の足りない所を補うためのもの。S.Aさん自身が「ちょうどいいわが家の保険サイズ」を把握することが基本です。
わが家の保険サイズは?ポイントは公的制度を知ること
意外にみなさんご存知ないのは、公的な保障制度の存在。世帯主が死亡した際、国民年金から出る「遺族基礎年金」は子ども1人の場合は18歳になるまで年間約100万円、さらに会社員であれば「遺族厚生年金」もプラスで受け取れます。勤務先の死亡退職金や見舞金などが、予想外に手厚いケースもあるので、確認しておくのもポイントです。これらをベースに、生活費や教育費の不足分を計算するのですが、慣れないと、これがなかなか大変…。そこは、信頼できる保険担当者やFPにまかせるのがお勧めです。その際、ご自身の希望やこれからのライフプラン、会社などで確認したことをしっかりと相談相手に伝えられるようにしておきましょう。
どこから加入するかもポイント! 代理店型VS通販型
今は加入の仕方もさまざま。大きく分けて2通りあり、1つは保険の営業員や、今流行りの来店型保険ショップなどの「人から加入する」方法、もう一つはインターネットなどの、「通販で加入する」方法です。「対面型」は、わからない事もすぐ聞け、請求時の不安が少ない反面、提案されているものを断りづらいなど、煩わしさを伴う事もあります。一方「通販型」は、商品がシンプルでわかりやすく、保険料も安いですが、選ぶ時、もらう時も自分自身で考え、手続きしなくてはならないなどのデメリットもあります。いずれにせよ、S.Aさんの話にしっかり耳を傾け、アドバイスをくれる信頼出来る保険担当者やFPを見極めることが、ベストな保険への近道です。
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FP事務所 ラパン 代表 髙木 惠美子
ファイナンシャルプランナー(AFP)モーゲージプランナー(CMP)
貸金業務取扱主任者
■FP事務所 ラパン業務内容
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